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独・請求代行業者ユニメッドへのサイバー攻撃でフライブルク大学病院ほか独大学病院群の患者12万人超の個人情報が漏洩

2026-04-16DE ドイツUniversitätsklinikum Freiburg ほか独大学病院群(ユニメッド経由)(大学病院)

サプライチェーン

被害

情報漏えい
漏えい件数約120,000件

私費・選択的診療費の請求代行業者ユニメッド(Unimed Abrechnungsservice GmbH、ザールラント州ヴァーデン市)がサイバー攻撃を受け、同社が処理する患者データが窃取された。ユニメッドはドイツ国内の大学病院の約95%および大規模病院の約半数の私費請求を担う業者で、影響は複数の医療機関に及んだ。主な被害はフライブルク大学病院(約54,000名)、ケルン大学病院(約30,000名)、ハイデルベルク大学病院(約11,000名)、マンハイム大学医療センター(約3,000名)、ウルム大学病院(約1,600名)、ザールラント大学病院など。漏洩データは氏名・生年月日・住所などの基本情報のほか、一部には診療請求情報・病名・銀行口座情報も含まれる。攻撃者はデータ窃取後にシステムの暗号化も試みたとされるが、暗号化は阻止されたと報告されている。被害者総数は12万人超。公表まで約5週間を要した。

タイムライン(経緯)

公表・確認済みの日付のみ。未公表の経緯は省略している。

  1. 検知・発覚
    フライブルク大学病院がインシデントの可能性を検知、州データ保護当局・BSI(連邦情報セキュリティ庁)へ即時報告。ユニメッドへのデータ送信を停止
  2. 公表
    フライブルク大学病院ほか各病院が患者への通知と公式プレスリリースを公表。ユニメッドはザールラント州刑事局(LKA)へ届出、外部ITフォレンジクスを起用

ドイツのザールラント州ヴァーデン市に本社を置くユニメッド(Unimed Abrechnungsservice GmbH)は、私費診療(自費・選択的付加給付)にかかる診療費の請求代行を専門とする事業者で、ドイツ国内の大学病院の約95%および大規模病院の約半数の請求業務を受託している。2026年4月中旬、同社のシステムがサイバー攻撃を受け、委託先医療機関の患者データが窃取された。

フライブルク大学病院(Universitätsklinikum Freiburg)は2026年4月16日にインシデントの可能性を検知し、直ちにザールラント州データ保護当局および連邦情報セキュリティ庁(BSI)へ報告するとともに、ユニメッドへのすべての患者データ送信を停止した。公表まで約5週間を要し、2026年5月21日にフライブルク大学病院を皮切りに各病院が公式プレスリリースを発表し、患者への個別通知を開始した。

攻撃者はデータ窃取後にシステムの暗号化も試みたとされるが、暗号化は阻止されたと報告されている。漏洩データには氏名・生年月日・住所などの基本情報が含まれ、一部(フライブルクで約900件)には診療請求情報・病名・治療内容・銀行口座情報も含まれる。患者の診療業務および各病院の臨床システム・情報インフラには影響がなかったと各病院は説明している。

被害を確認した主な大学病院と患者数:フライブルク大学病院(約54,000名)、ケルン大学病院(約30,000名)、ハイデルベルク大学病院(約11,000名)、マンハイム大学医療センター(約3,000名)、ウルム大学病院(約1,600名)、ザールラント大学病院。判明分の合計は12万人超に上る。ユニメッドはザールラント州刑事局(LKA)へ届出を行い、外部ITフォレンジクス企業を起用して原因究明を進めている。

アクター特定できず深刻度信頼度報道

出典