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米ウェストバージニア州FMRS Health Systems、不正アクセスでPII・PHIが流出─Qilinが犯行主張も未確認、EHR・メールへの影響はなし

2026-04-28US アメリカFMRS Health Systems, Inc.(米ウェストバージニア州ベックリー、レイリー郡ほか4郡で活動する非営利の地域行動医療(メンタルヘルス・依存症治療)センター)(診療所)

不正アクセス

被害

情報漏えい恐喝・二重恐喝

2026年1月20日から2月27日にかけて、FMRSのネットワーク内の一部システムへ不正アクセスが行われ、ファイルが持ち出された。対象者により異なるが、氏名・住所・生年月日・社会保障番号・運転免許証番号・金融口座情報に加え、診療歴・診断情報・治療情報・処方情報・担当医情報・医療記録番号・健康保険情報などの保護対象保健情報(PHI)が含まれる可能性がある。電子カルテ(EHR)およびメールシステムは今回の事案の影響を受けていない。ランサムウェア集団Qilinが2026年3月13日頃、ダークウェブのリークサイトで犯行を主張したと報じられているが、FMRSの公式通知はランサムウェアや特定の攻撃者名への言及をしておらず、単に「不審な活動」「不正アクセス」として説明している。本件記録時点で情報の不正利用が確認されたとの報告はない。HHS公民権局(OCR)への報告では影響を受けた人数は少なくとも500人(集計継続中でさらに増加する可能性)。

タイムライン(経緯)

公表・確認済みの日付のみ。未公表の経緯は省略している。

  1. 発生
    ネットワーク内の一部システムへの不正アクセスが開始(〜2月27日まで継続、ファイルが持ち出された)
  2. 検知・発覚
    ネットワーク上の不審な活動を検知し、直ちにネットワークを保全のうえ調査を開始。法執行機関・規制当局にも通報
  3. 公表
    HHS公民権局(OCR)へ侵害を報告し、ウェブサイト上に「Notice of Data Security Incident」を掲載

米ウェストバージニア州ベックリーを拠点とする非営利の地域行動医療センター、FMRS Health Systems, Inc.は、2026年2月27日にネットワーク内の一部コンピュータシステムで不審な活動を検知した。同社は直ちにネットワークを保全し、調査を開始するとともに、法執行機関および関連規制当局に通報した。

調査の結果、2026年1月20日から2月27日までの間、ネットワーク内の一部システムへ不正アクセスが行われ、ファイルが持ち出されていたことが判明した。持ち出されたファイルに含まれる可能性がある情報は対象者ごとに異なるが、氏名・住所・生年月日・社会保障番号・運転免許証番号・金融口座情報に加え、診療歴・診断情報・治療情報・処方情報・担当医情報・医療記録番号・健康保険情報などの保護対象保健情報(PHI)が含まれる。同社は、電子カルテ(EHR)システムおよびメールシステムは今回の事案の影響を受けていないとしている。

FMRSは2026年4月28日、HHS公民権局(OCR)へ本件を報告するとともに、ウェブサイト上に「Notice of Data Security Incident」と題した通知を掲載した。通知作成時点で情報の不正利用や詐欺被害が確認されたとの報告はないとしている。ランサムウェア集団Qilinが2026年3月中旬にダークウェブのリークサイトへ本件を掲載し犯行を主張したと報じられているが、FMRSの公式通知はランサムウェアという語や特定の攻撃者名には言及していない。HHS OCRへの報告時点で影響を受けた人数は少なくとも500人とされ、レビュー作業の進捗により今後増加する可能性がある。

アクターその他サイバー犯罪者深刻度信頼度確認済み

出典