米ミシガン州グランドラピッズを拠点とする非営利の連邦認定へき地保健医療センター(FQHC)Cherry Health(旧 Cherry Street Services)は、2026年4月19日頃にネットワーク内で不審な活動を検知した。
現地報道によれば、この前後に組織全体で数日間にわたる技術障害(電話システムなどへの影響)が発生し、匿名の職員がランサムウェア攻撃だったと主張したと伝えられている。ただし Cherry Health は障害の原因について「技術的な問題」とのみ説明し、ランサムウェアの関与や身代金要求の有無を公式には確認していない。
外部のサイバーセキュリティ専門家の支援を受けた調査の結果、権限のない者がネットワークにアクセスし、一部のデータを閲覧・複製していたことが判明した。漏えいの可能性がある情報は個人により異なり、氏名・住所・電話番号・生年月日・健康保険情報(ID番号を含む)・患者ID番号・担当医名・受診日・社会保障番号などが含まれる。対象は現旧の患者に加え職員も含まれるとされる。
Cherry Health は2026年6月18日、公式サイトに英語・スペイン語のプレリミナリー通知(Notice of Data Privacy Event)を掲載した。同通知の時点で、影響を受けた個人の総数を確定させるためのデータレビューは継続中であり、レビュー完了後に対象者へ個別の通知書を郵送するとしている。同団体は2023年12月にも別のランサムウェア攻撃を受け、約18万4,000人に影響が及んだと開示しており、今回は約2年半後に発生した2件目の大規模インシデントとなる。