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米コロラド州の産婦人科クリニック、従業員VPNアカウント侵害と恐喝でおよそ1万2000人の患者情報が流出

2026-04-09US アメリカAll About Women's Care(米コロラド州エングルウッド・リトルトンの産婦人科クリニック)(診療所)

不正アクセス

被害

情報漏えい恐喝・二重恐喝
漏えい件数約12,000件

従業員のVPNアカウントの認証情報が侵害され、不正アクターがネットワークに侵入して院内のファイルを持ち出した。攻撃者は窃取したファイルの一部をサンプルとして示し、金銭を要求する恐喝を試みた。漏洩した可能性がある情報には、氏名・生年月日・社会保障番号・運転免許証等の身分証明書番号・診療内容や検査結果などの臨床情報・処方情報・担当医師情報・医療記録・超音波検査画像・パスポート等の身分証明書の写し・健康保険情報が含まれる。最大約1万2000人が対象。

タイムライン(経緯)

公表・確認済みの日付のみ。未公表の経緯は省略している。

  1. 検知・発覚
    従業員のVPNアカウントに関する不審な活動を検知し調査を開始。不正アクターによるネットワークへの侵入とファイル持ち出し、および窃取データを示しての恐喝の試みが判明
  2. 調査・報告
    影響を受けた個人を特定するためのファイル精査が完了
  3. 公表
    対象者への通知を開始し、HHS OCRへ届出

All About Women’s Care(AAWC)は、米コロラド州エングルウッドおよびリトルトンで診療を行う産婦人科クリニックである。

2026年4月9日、AAWCは従業員のVPNアカウントに関する不審な活動を検知し、外部サイバーセキュリティ専門家の支援を受けて調査を開始した。調査の結果、不正アクターが侵害した認証情報を用いてネットワーク環境に侵入し、保存されていたファイルにアクセスして持ち出したことが判明した。攻撃者はその後、窃取したと称するファイルの一部をサンプルとして提示し、AAWCに対して金銭を要求する恐喝を試みた。

AAWCは影響を受けた可能性のある個人を特定するためファイルの精査を進め、この作業は2026年6月5日に完了した。漏洩した可能性がある情報には、氏名・生年月日・社会保障番号・運転免許証等の身分証明書番号に加え、診療内容や検査結果などの臨床情報・処方情報・担当医師情報・医療記録・超音波検査画像、さらにはパスポートなど本人確認書類の写し・健康保険情報が含まれ、最大約1万2000人が対象となった。AAWCは2026年7月12日までに対象者への通知を開始するとともにHHS OCRへ届出を行い、法執行機関にも通報した。同院はサイバーセキュリティ専門家と連携してセキュリティ体制を強化するとともに、データプライバシー・セキュリティに関する方針・手続きの見直しを進めていることを明らかにしている。

アクター特定できず深刻度信頼度確認済み

出典