← 一覧へ戻る

ニュージーランドIntraCare、ランサムウェア攻撃で患者データ流出・処置28件を延期(心臓カテーテル・放射線インターベンション施設)

2026-03-20NZ ニュージーランドIntraCare(インターケア)(民間)

ランサムウェア

被害

情報漏えい診療の停止・縮小恐喝・二重恐喝

TheGentlemenランサムウェアグループが不正アクセス・データ窃取を実施し、患者情報をダークウェブに公開した。発覚後にITシステムを緊急停止し、3月23日から30日の週は手術・処置28件を延期または他施設へ移送。患者への直接連絡とスキャム警戒の呼びかけを実施。インターベンショナルカーディオロジー・電気生理学・インターベンショナルラジオロジーを専門とするニュージーランド最大の民間画像誘導医療施設。

タイムライン(経緯)

公表・確認済みの日付のみ。未公表の経緯は省略している。

  1. 検知・発覚
    不正アクセスを検知し直ちにITシステムを停止、法執行機関・プライバシーコミッショナーに通報
  2. 初動対応
    高等裁判所に対して仮処分(インジャンクション)を申請・取得し、窃取データの流通・公開の制限を図る
  3. 復旧
    全サービスを再開
  4. その他
    TheGentlemenランサムウェアグループがリークサイトにIntraCareを掲載し攻撃を主張

IntraCareは、ニュージーランド・オークランドに拠点を置き、インターベンショナルカーディオロジー(心臓カテーテル治療)・電気生理学・インターベンショナルラジオロジー(IVR)を専門とする民間の高度医療診断・治療施設である。

2026年3月20日(金曜日)、同施設はネットワークへの不正アクセスを検知し、直ちにITシステムを停止した。警察・プライバシーコミッショナー(OPC)および関連政府機関へ通報するとともに、専門サイバーセキュリティ会社と連携して調査を開始した。また3月23日、高等裁判所に対して仮処分(インジャンクション)を申請・取得し、窃取データの流通や公開の制限を図った。

3月23日から30日にかけての週は、手術・処置28件が延期または他施設への移送対応となったが、3月30日には全サービスを再開した。インシデントの調査により患者情報がアクセス・持ち出されていたことが確認され、IntraCareは影響を受けた患者へ直接メールで連絡を取り、不審な連絡(スキャム等)への警戒を呼びかけた。窃取データはダークウェブ上で公開された。

2026年4月14日には、TheGentlemenランサムウェアグループがリークサイトに同施設を掲載し攻撃を主張した。2026年5月13日、プライバシーコミッショナーは調査を完了しプライバシー通知を「これ以上の対応は不要」として終了した。

アクターその他サイバー犯罪者深刻度信頼度確認済み

出典