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ミシシッピ大学医療センター(UMMC)、Medusaランサムウェアで全35クリニック11日閉鎖・Epic EHR停止

2026-02-19US アメリカUniversity of Mississippi Medical Center(ミシシッピ大学医療センター、UMMC)(大学病院)

ランサムウェア

被害

システム停止診療の停止・縮小情報漏えい恐喝・二重恐喝
停止期間約11日

MedusaランサムウェアグループがEpic EHRを含むIT全システムをダウンさせ、州内全35クリニックを約11日間閉鎖(緊急部門・入院病棟は紙の業務で継続)。外来手術・検査・画像診断は全中止。Medusaが1TB超のデータ(患者PHI・職員PII・財務情報を含む)を窃取したと主張し80万ドルを要求(2026年3月12日リークサイト掲載)。攻撃による収益損失は予算比3,420万ドルと報告された。

タイムライン(経緯)

公表・確認済みの日付のみ。未公表の経緯は省略している。

  1. 検知・発覚
    早朝にEpic EHRを含む多数のITシステムのダウンを検知。全35クリニックを閉鎖し縮退運用へ移行
  2. 復旧
    全クリニックを再開。EHRへのアクセスを回復し、振替予約対応のため延長診療を開始
  3. 調査・報告
    MedusaがダークウェブのリークサイトにUMMCを掲載し犯行声明。1TB超のデータ窃取と80万ドルの要求を公表

ミシシッピ大学医療センター(University of Mississippi Medical Center、UMMC)は、ミシシッピ州ジャクソンに拠点を置く州内最大の医療機関であり、州唯一の子供病院・レベルI外傷センター・バーンセンターを擁する学術医療センターである。職員数は約1万人にのぼる。

2026年2月19日早朝、UMMCのネットワークおよびEpicの電子カルテ(EHR)システムを含む多数のITシステムが停止するインシデントが発生した。病院は直ちに縮退運用に切り替え、州内全35クリニックを閉鎖した。緊急部門と入院病棟は紙の業務を使い継続稼働したが、外来手術・処置・検査・画像診断はすべてキャンセルされた。電話およびメールも一部利用不能となった。病院はFBIおよびCISA(サイバーセキュリティ・インフラストラクチャー・セキュリティ庁)と協力して対応に当たった。

2026年3月2日、UMMCはEHRへのアクセスを回復させ、全クリニックを再開した(閉鎖期間約11日間)。3月12日にはMedusaランサムウェアグループがダークウェブのリークサイトにUMMCを掲載し、1TB超・100万ファイル超のデータを窃取したと主張し、削除の対価として80万ドルを要求した。Medusaによれば交渉中にUMMC側が55万ドルを提示したが拒否されたという。窃取データには患者の保護医療情報(PHI)・職員および学生の個人情報・財務情報が含まれるとされる。

この攻撃による財務的影響として収益が予算比3,420万ドル下回ったことが報告されており、HIPAA規定の60日以内の被害通知を怠った可能性についても当局が調査を続けている。

アクターその他サイバー犯罪者深刻度重大信頼度確認済み

出典