Gastro Health(ガストロ・ヘルス)は、米国の複数州に200拠点超を展開する消化器内科・内視鏡診療グループである。
2026年2月25日、従業員がフィッシングメールに応答したことでメールアカウントへの不正アクセスが発生していることを検知した。さらに2026年3月2日には、別の従業員アカウントを対象とした独立した2件目のフィッシングインシデントが判明した。いずれもクレジットカード情報の流出は確認されていない。
対象となったメールアカウントの精査の結果、氏名・生年月日・社会保障番号(SSN)・政府発行ID番号に加え、診療記録番号・患者アカウント番号・医療保険/団体口座番号・診断/治療情報・処方情報などの保護対象保健情報(PHI)が、対象者により異なる形で含まれていたことが確認された。
Gastro Healthは2026年5月22日に対象者への通知を開始するとともに、米保健福祉省 公民権局(OCR)へ2件のインシデントを届け出た。OCRへの報告件数はそれぞれ1,628人・35,632人で、合計37,260人が影響を受けた。同社は情報の不正利用が確認された兆候はないとしつつ、対象者に24か月分の無償クレジットモニタリングおよび身元盗難保護サービスを提供し、専用問い合わせ窓口(888-500-5727)を設置した。