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ベルギー・AZモニカ(アントワープ)、ランサムウェアで全サーバ停止・70件超の手術中止

2026-01-13BE ベルギーAZ Monica(AZモニカ病院、アントワープ)(民間)

ランサムウェア

被害

システム停止診療の停止・縮小救急受入停止
停止期間約23日

全サーバ停止により70件超の手術が中止・延期。7名の重篤患者が赤十字を通じて他病院へ搬送(うちMUG・ICU患者を含む)。医療スタッフ約1,200人への給与計算も影響を受けた。身代金は支払わず。病院は患者データの漏洩・悪用は確認されなかったと表明した。

タイムライン(経緯)

公表・確認済みの日付のみ。未公表の経緯は省略している。

  1. 検知・発覚
    午前6時32分にITシステムの深刻な障害を検知。ランサムウェアと確認され、ドゥルネ・アントワープ両キャンパスの全サーバを予防的にシャットダウン
  2. 初動対応
    連邦検察が捜査開始、連邦警察サイバー犯罪部が現地調査。同日70件超の手術・処置を中止、7名を他病院へ搬送
  3. 復旧
    翌日より一部診察予約を再開し段階的に縮退運用へ移行(約半キャパシティ)
  4. 復旧
    電子カルテ(EHR)システムが復旧。攻撃から約3週間後

AZ Monica(AZモニカ)はベルギー・アントワープに本部を置く私立総合病院グループで、ドゥルネとアントワープ市内の2キャンパスを有する地域の主要医療機関である。

2026年1月13日(火)午前6時32分、院内ITシステムに深刻な障害が発生した。ランサムウェアによる攻撃と確認されたため、病院はドゥルネおよびアントワープ両キャンパスの全サーバを即座に予防的シャットダウンした。電子カルテ・医療画像システムが利用不能となり、両キャンパスで予定されていた70件超の手術・外来処置が中止・延期された。MUG(モバイル救急隊)とICU(PIT)も一時機能停止となり、重篤な患者7名が赤十字を通じて他の医療機関へ搬送された。

ベルギー連邦検察が直ちに捜査を開始し、連邦警察サイバー犯罪部が現地調査を行った。CEOのGeert Smits氏はプレス声明を発表し、ランサムウェア攻撃であることを認めた。病院は身代金の支払いを拒否し、患者データの漏洩・悪用の証拠は確認されなかったと表明した。人事部門のシステム停止により、医師・看護師・スタッフ計約1,200人への給与計算が困難となったが、病院は速やかな補償対応を約束した。

翌1月14〜15日より段階的に診察を再開し(当初は約半キャパシティ)、電子カルテシステムは攻撃から約3週間後の2026年2月5日に復旧した。停止期間は約23日間に及んだ。

アクター特定できず深刻度重大信頼度確認済み

出典