クラリンダ地域医療センター(Clarinda Regional Health Center、CRHC)は、米国アイオワ州クラリンダに所在する非営利の地域病院である。同センターは農村部の地域医療を担う急性期病院として機能しており、アイオワ州南西部の患者に医療サービスを提供している。
2025年10月23日頃、LockBit5ランサムウェアグループによる不正アクターがCRHCのコンピューターネットワークに侵入し、患者情報を含むファイルを窃取した。病院が不審な活動を検知したのは2025年12月15日であり、直ちに外部のサイバーセキュリティ専門家を起用して調査を開始した。
フォレンジック調査の結果、2025年10月23日頃に特定のファイルが不正に取得された可能性があることが判明した。影響を受けた可能性のある情報は個人により異なり、氏名・生年月日・医療情報・健康保険情報・金融口座番号・社会保障番号(SSN)・運転免許証番号・納税者識別番号が含まれる。
2026年5月21日にファイルレビューが完了し、2026年6月2日から影響を受ける24,341人への通知書の郵送が開始された。CRHCは社会保障番号が含まれる個人に対して無償のクレジットモニタリングおよびID保護サービスを提供している。その後、LockBit5が22GBのデータをダークウェブのリークサイトに公開したと伝えられ、事案が改めて注目を集めた。