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フランス北部の公立病院群、共有サーバへの不正アクセスで患者の本人確認情報が漏洩(Hauts-de-France・Normandie)

2025-09-05FR フランスフランス北部公立病院群(GRADeS Hauts-de-France 管理共有サーバ)(公立)

不正アクセス

被害

情報漏えい

フランス広域e-Santé支援機関 GRADeS Hauts-de-France が管理する複数病院共有サーバへの不正アクセスにより、Hauts-de-France・Normandie・Pays de la Loire 各地域の公立病院患者の本人確認情報(氏名・生年月日・電話番号・メールアドレスなど)が漏洩した可能性がある。医療記録(診療内容)への影響はなく、病院の運営・電子カルテ等の通常業務への支障もなかった。攻撃者は医療専門職のアカウント情報を詐称(なりすまし)して共有サーバに不正アクセスした。ARS Hauts-de-France・ARS Normandie は CNIL・ANSSI・警察に届出を行い、影響を受けた患者へ SMS・電子メールで通知した。主な二次被害リスクはフィッシング詐欺。漏洩した患者数の正式な確定値は公表されていない。

タイムライン(経緯)

公表・確認済みの日付のみ。未公表の経緯は省略している。

  1. 検知・発覚
    GRADeS Hauts-de-France が週末にかけて共有サーバへのサイバー攻撃を検知し、直ちに追加セキュリティ措置を実施
  2. 公表
    ARS Hauts-de-France・ARS Normandie が公式声明を発表し、影響を受けた患者への SMS・電子メール通知を開始

2025年9月5日から6日にかけての週末、フランス北部 Hauts-de-France 地域の広域 e-Santé 支援機関 GRADeS Hauts-de-France(Groupement Régional d’Appui au Développement de la e-Santé)が管理する複数病院の共有サーバへのサイバー攻撃が検知された。

攻撃者は医療専門職のアカウント情報を詐称してサーバへの不正アクセスに成功し、当該サーバに保管されていた患者の本人確認情報を取得した。漏洩の可能性がある情報は氏名・生年月日・電話番号・メールアドレスなどの本人確認データに限られており、診療内容・処方情報・検査結果などの医療記録への影響は確認されていない。病院の診療業務・医療情報システムの通常稼働にも支障は生じなかった。

Hauts-de-France 地域保健局(ARS Hauts-de-France)は2025年9月8日(月曜日)に公式声明を発表した。同様の被害が Normandie・Pays de la Loire 各地域の公立病院共有サーバでも確認されており、各地域 ARS が CNIL(個人情報保護機関)・ANSSI(国家情報システムセキュリティ局)・警察に届出を行った。影響を受けた患者へは SMS・電子メールによる通知が実施され、フィッシング詐欺などの二次被害に注意するよう呼びかけられた。

この事案は単一病院のシステム侵害ではなく、複数の地域にまたがる共有インフラを標的とした攻撃であり、医療分野のサプライチェーン・共有基盤のリスクを示す事例として注目された。

アクター特定できず深刻度信頼度確認済み

出典