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米ジョージア州ウェイン・メモリアル病院、Montiランサムウェア攻撃で16万3,440人の情報流出─公表から個別通知まで1年超

2025-08-27US アメリカWayne Memorial Hospital(ウェイン・メモリアル病院、米ジョージア州ジェサップ、Wayne County Hospital Authority運営)(公立)

ランサムウェア

被害

データ暗号化情報漏えい恐喝・二重恐喝
漏えい件数約163,440件

不正な第三者がネットワークに侵入し、データの一部を暗号化してランサムノートを残した。病院はランサムウェア集団Montiの犯行主張について「有効性を確認していない」としている。影響を受けたファイルには、氏名・生年月日・社会保障番号・運転免許証番号・州発行ID番号・ユーザーID/パスワード・金融口座番号・クレジット/デビットカード番号(有効期限・CVVコードを含む)・メディケア/メディケイド番号・健康保険会員番号・医療提供者番号・診断内容・病歴・治療情報・処方情報・検査結果のうち、対象者により異なる組み合わせが含まれる。身代金は支払われず、バックアップからシステムを復旧した。対象者数は16万3,440人(うちロードアイランド州居住者5人)。

タイムライン(経緯)

公表・確認済みの日付のみ。未公表の経緯は省略している。

  1. 発生
    不正な第三者がネットワークへのアクセスを開始(〜6月3日まで継続)
  2. 検知・発覚
    ランサムウェア事案を検知。データの一部暗号化とランサムノートの存在を確認し、直ちにネットワークを遮断・一部システムをオフライン化
  3. 公表
    自院ウェブサイトに公開通知を掲載し、地元紙Press Sentinel(ジョージア州ジェサップ)にも通知を掲載(この時点でHHSへの届出は約2,500人)
  4. 公表
    調査完了に伴い、影響を受けた16万3,440人に個別の書面通知を郵送

実施した再発防止策

公表・確認済みの対策のみ。未公表の対策は省略している。

Wayne Memorial Hospital は、米ジョージア州ウェイン郡ジェサップにあるWayne County Hospital Authorityが運営する88床の非営利地域病院である。

2024年6月3日、同病院はランサムウェア事案を検知した。不正な第三者がネットワークにアクセスしてデータの一部を暗号化し、ランサムノートを残していた。病院は発見後直ちにネットワークへのアクセスを遮断し、一部システムをオフライン化したうえでバックアップからの安全な復旧作業を開始するとともに、外部の法律顧問およびサイバーセキュリティ専門家を起用してフォレンジック調査を実施した。調査の結果、不正アクターは2024年5月30日から6月3日にかけて、限られた範囲のシステムにアクセスしていたことが判明した。

調査と並行して、病院は2024年8月2日に自院ウェブサイトへの公開通知の掲載および地元紙Press Sentinelへの通知を行った。この時点ではHHSへの届出人数は約2,500人にとどまっていたが、その後対象ファイルの内容確認作業を継続し、2025年8月27日、影響を受けたと判明した16万3,440人に対して個別の書面通知を郵送した。攻撃の検知から個別通知の完了まで1年以上を要したことになる。

影響を受けた情報は対象者により異なるが、氏名・生年月日・社会保障番号・運転免許証番号・州発行ID番号・ユーザーID/パスワード・金融口座番号・クレジット/デビットカード番号(有効期限・CVVコードを含む)・メディケア/メディケイド番号・健康保険会員番号・医療提供者番号・診断内容・病歴・治療情報・処方情報・検査結果が含まれる。ランサムウェア集団Montiが犯行を主張しているが、病院はその主張の有効性を確認していないとしている。身代金は支払わず、バックアップからのシステム復旧で対応した。

再発防止策として、新たな侵入検知・対応ツールの導入、全パスワードのリセット、ネットワークセキュリティの追加強化を実施したと公表している。影響を受けた個人には無償の信用監視・本人確認盗用保護サービスが提供された。

アクターその他サイバー犯罪者深刻度信頼度確認済み

出典