Central Jersey Medical Center, Inc.(CJMC)は、ニュージャージー州のパースアンボイ・ニューアーク・カータレットに拠点を置く連邦認定コミュニティヘルスセンター(FQHC)で、医科・歯科の診療サービスを提供している。
2025年8月25日、外部の脅威アクターが同センターの歯科部門が利用するサーバーのネットワークへ不正アクセスし、ランサムウェアを用いてファイルを暗号化した。10月10日、ランサムウェアグループ「Sinobi」がダークウェブ上のリークサイトに同センターを掲載し、約930GBのデータを窃取したと主張した。同センターは10月13日に不審なアクティビティを検知し、直ちに外部のサイバーセキュリティ専門家を起用して調査と法執行機関への通報を行った。電子カルテ(EMR)システム自体への侵害はなく、金融口座・決済情報の不正利用も確認されていないとしている。
10月23日ごろ、公式ウェブサイトに侵害通知を掲載し、影響を受けた患者への通知を開始した。侵害されたファイルのレビューは10月29日に完了し、患者ごとに漏えいした情報の種別が異なるとしている。漏えいの可能性がある情報には、氏名・住所・電話番号・メールアドレス・生年月日・人種民族情報・社会保障番号・歯科記録番号・健康保険情報・歯科診断内容・治療歴・請求情報が含まれる。CJMC は影響を受けた患者に無償のクレジットモニタリング・本人確認盗用保護サービスを提供している。本記録時点で、影響を受けた人数の確定値は公表されていない。