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ApolloMD(救急医療医師派遣・診療報酬管理会社)、Qilinランサムウェアで62万6,540人分の患者情報漏洩

2025-05-22US アメリカApolloMD Business Services, LLC(アポロMD、米国18州125の救急医療・病院内医師診療グループに医師派遣・診療報酬管理サービスを提供)(民間)

ランサムウェア

被害

情報漏えい恐喝・二重恐喝
漏えい件数約626,540件

Qilinランサムウェアグループが約48時間で238GBのデータを窃取し、ダークウェブのリークサイトに窃取データのスクリーンショットを掲載して公開・恐喝した。ApolloMDは全米18州125の救急医療・病院内医師診療グループに医師派遣・診療報酬管理サービスを提供しており、提携する医療機関の患者情報が影響を受けた。漏洩情報には氏名・住所・生年月日・診断内容・治療内容・担当医師名・受診日・保険情報が含まれ、一部の対象者については社会保障番号(SSN)も含まれる。被害者数の確定・通知には攻撃発生から9か月を要した。

タイムライン(経緯)

公表・確認済みの日付のみ。未公表の経緯は省略している。

  1. 発生
    Qilinランサムウェアグループがネットワークへ不正アクセス(〜5月23日、約48時間でデータを窃取)
  2. その他
    Qilinグループがダークウェブのリークサイトに窃取データのスクリーンショットを掲載
  3. 公表
    提携医療機関を通じて影響を受けた個人への通知書の郵送を開始
  4. 公表
    米HHS公民権局(OCR)の医療情報漏えい届出ポータルへの登録により被害者数62万6,540人が確定

ApolloMD(アポロMD、本社:米国ジョージア州アトランタ)は、全米18州の125を超える救急医療・病院内医師診療グループに対し、医師派遣・診療報酬管理(レベニューサイクルマネジメント)サービスを提供する医療関連事業会社である。2,500人超の医師・上級臨床従事者を通じて、提携する救急部門・病院の患者情報を取り扱っていた。

2025年5月22日から23日にかけて、ランサムウェアグループQilinがApolloMDのネットワークへ不正アクセスし、約48時間で238GBのデータを窃取した。同グループは同年6月12日、自らのダークウェブ・リークサイトに窃取したデータのスクリーンショットを掲載し、恐喝を行った。

漏洩した情報には、患者の氏名・住所・生年月日・診断内容・治療内容・担当医師名・受診日・健康保険情報が含まれ、一部の対象者については社会保障番号(SSN)も含まれていた。ApolloMDは提携する医療機関への通知を2025年7月から9月にかけて行い、個人への通知書郵送は同年9月17日に開始した。しかし、影響を受けた個人数の確定と米HHS公民権室(OCR)への正式な届出は2026年2月2日までずれ込み、攻撃発生から約9か月を要した。最終的な被害者数は62万6,540人に上り、影響を受けた個人には無償のクレジットモニタリングサービスが提供された。

アクターその他サイバー犯罪者深刻度信頼度確認済み

出典