米コロラド州デンバーに本社を置く腎臓透析大手 DaVita Inc. は、2025年4月12日にランサムウェアインシデントを検知した。同社の公式声明によると、攻撃者は2025年3月24日からネットワークへ侵入しており、4月12日にランサムウェアがネットワークの一部要素を暗号化、複数施設の業務が一時的に中断した。DaVita は直ちに封じ込め措置を発動してネットワークの一部を切断し、法執行機関および第三者サイバーセキュリティ専門家に通報した。
透析ラボデータベースから2,689,826人分の保護対象保健情報(PHI)が漏えいした。漏えい情報には氏名・住所・生年月日・健康保険情報等が含まれる。Interlock ランサムウェアグループが攻撃の責任を主張し、約20テラバイトのデータをリークサイトに公開した。DaVita は透析患者への直接的な患者ケアは攻撃中も継続されたと説明している。修復・システム復旧にかかった費用は2025年第2四半期だけで約1,350万ドルにのぼり、年間累計ではさらに高額となった。2025年4月14日、DaVita は SEC(米証券取引委員会)に Form 8-K を提出し、サイバー攻撃の発生を公式に開示した。