イェール・ニューヘイブン・ヘルス(Yale New Haven Health、YNHHS)は、米コネチカット州を中心に6つの病院と多数の外来施設を有する非営利医療システムである。2025年3月8日、不正な第三者がネットワークに侵入し、患者の個人情報を含むファイルを窃取した。YNHHSは同日中に不審なネットワーク活動を検知し、サイバーセキュリティ企業Mandiantを起用して調査を開始した。
電子カルテシステムへの侵害は確認されず、金融情報の漏洩もなかった。漏洩した情報には氏名・住所・電話番号・メールアドレス・生年月日・人種/民族情報・患者種別・医療記録番号・社会保障番号(SSN)が含まれていた。2025年3月11日に患者向けの公式通知を発表し、2025年4月11日にはHHS OCRへ5,556,702人の保護医療情報漏洩を報告した。4月14日から被害者への個別通知書の郵送と無償クレジット監視サービスの提供を開始した。
最終的な被害者数は5,556,702人と確定し、2025年の米国医療業界最大のデータ漏洩事件となった。集団訴訟が提起され、2025年10月に1,800万ドルの和解が連邦裁判所に予備承認された。