ゴシェン・メディカルセンター(Goshen Medical Center, Inc.)は、米ノースカロライナ州フェイソン(Faison)を拠点とする医療機関である。2025年2月15日、不正アクターがネットワークへの侵入に成功した。
同年3月4日、ネットワーク内の不審な活動が検知されたため、調査を開始するとともに外部のサイバーセキュリティ専門家を起用した。調査の結果、2025年2月15日から不正アクセスが行われ、ファイルに含まれる個人情報および保護医療情報(PHI)が窃取された可能性があることが判明した。
漏洩した可能性がある情報は患者・関係者456,385名分で、氏名・住所・生年月日・社会保障番号(SSN)・運転免許証番号・診療記録番号が含まれる。ランサムウェアグループ「BianLian」は2025年3月下旬に本件への関与を主張し、金融記録・人事情報・患者データ・パートナー/ベンダー情報・メール通信・データベースエクスポートを入手したとしてデータ公開を脅迫した。
BianLianは2023年頃からデータ暗号化を行わずデータ恐喝のみに移行しており、本件でもシステム暗号化は確認されていない。調査が完了した2025年9月12日以降、同月17日に影響を受けた全個人への通知書が発送され、バーモント州・ニューハンプシャー州などの各州司法長官へ届出が行われた。同社はクレジットモニタリングと個人情報保護サービスを最大24か月間無償提供している。