DermCare Management, Inc.(本社:米国フロリダ州)は、フロリダ・テキサス・カリフォルニア・バージニア各州で皮膚科・スキンケアクリニック70施設超の運営管理(プラクティス・マネジメント)を受託する事業会社であり、提携クリニックの患者の医療・個人情報を取り扱っていた。
2025年2月14日から26日にかけて、同社のコンピューターネットワークへの不正アクセスが発生した。2月26日にネットワーク上の不審なアクティビティが検知され、外部のデジタルフォレンジック専門家の支援により、3月3日までに不正アクセス期間が特定された。
漏洩した可能性のある情報には、患者の氏名・社会保障番号(SSN)・運転免許証等の政府発行身分証番号・金融口座情報・医療記録が含まれていた。データの複雑さから、影響を受けた個人の特定とデータ種別の確認、通知書作成には長期間を要し、公的な通知およびカリフォルニア州司法長官等への届出を伴う個人への通知書郵送は2026年4月10日に開始された。侵入検知から通知まで約13か月を要したことは、本件における主要な論点となっている。米HHS公民権室(OCR)の医療情報漏えい届出ポータルには、影響を受けた個人数として136万1,735人が登録されている。