米ニューヨーク州のCayuga Health System傘下、Cayuga Medical Center(イサカ)およびSchuyler Hospital(モンタワーフォールズ)は、2025年2月18日夜にサイバー攻撃の試みを受けた。
午後8時頃、病院全体のコンピューターシステムに広範な障害が発生し、病院は救急外来の新規患者受け入れを一時停止。救急車はコートランド方面の病院など近隣施設へ転送された。職員は紙と鉛筆による手作業でのチェックイン対応を余儀なくされ、待ち時間の長さから受診前に帰宅した患者もいたという。病院広報担当のメリッサ・トゥーテロット氏は「状況を評価する中でシステムを(防御的に)切り離した」とコメントしている。
転送指示は午後10時45分に解除され、病院は「復旧モード」に移行。翌19日水曜の朝までに全システムが通常運用に復帰した。Cayuga Health System側は、今回の攻撃は「病院システムへの侵入には失敗した」不成功に終わった攻撃だったと説明しており、患者データの窃取や漏えいは確認されていない。攻撃の手口や実行者については公表されていない。