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TriZetto Provider Solutions(Cognizant子会社・医療請求システム)、11ヶ月に及ぶ不正アクセスで344万人分の患者PHIが流出―2025年最大規模のHIPAA侵害

2024-11-19US アメリカTriZetto Provider Solutions(トライゼット・プロバイダー・ソリューションズ、Cognizant傘下の医療請求・保険資格確認・電子請求ソフトウェアプロバイダー、年間400億件超のトランザクションを処理)(民間)

不正アクセス

被害

情報漏えい
漏えい件数約3,433,965件

医療保険資格確認トランザクション関連データが流出。氏名・住所・生年月日・社会保障番号(SSN)・健康保険加入者番号・医療提供者名・保険会社名・被保険者情報・医療データ等が含まれる(影響内容は個人により異なる)。44以上の医療機関(クリニック・地域医療センター・医療システム等)がクライアントとして影響を受けた。HHS/OCRへの報告件数は3,433,965人。オレゴン・テキサス・ニューハンプシャー各州司法長官への開示のみで360万人超が示唆されており、実際の影響者数はさらに多い可能性がある。

タイムライン(経緯)

公表・確認済みの日付のみ。未公表の経緯は省略している。

  1. その他
    TriZettoの医療機関向けウェブポータルへの不正アクセス開始(後の調査で判明)
  2. 検知・発覚
    TriZettoが医療機関クライアント向けウェブポータル内の不審な活動を検知。直ちにアクセス遮断とMandiantによるサイバーセキュリティ調査を開始

TriZetto Provider Solutions(トライゼット・プロバイダー・ソリューションズ)は、ITサービス大手Cognizant(コグニザント)の子会社として、米国の医療機関向けに医療請求・保険資格確認・電子請求ソフトウェアを提供するHIPAAビジネス・アソシエイト(BAA)である。年間400億件以上の支払い・登録・請求トランザクションを処理しており、全国の医療クリニック・地域医療センター・病院システム等が同社のプラットフォームを利用している。

2025年10月2日、TriZettoは同社の医療機関クライアント向けウェブポータルで不審な活動を検知した。同社は直ちにアクセスを遮断するとともに、サイバーセキュリティ企業Mandiant(マンディアント)を起用して調査を開始した。調査の結果、不正アクセスは2024年11月19日から始まっていたことが判明し、約11ヶ月にわたって検知されずに継続していた。TriZettoは「脅威アクターがシステムから排除され、検知以降は新たな不正アクセスは確認されていない」と説明した。

不正アクセスの対象となったのは、医療機関が患者の保険資格確認に使用するウェブポータルに保管された保険資格確認トランザクション関連データである。流出した情報には、氏名・住所・生年月日・社会保障番号(SSN)・健康保険加入者番号・医療提供者名・保険会社名・被保険者情報・医療データが含まれる可能性があり、影響範囲は個人によって異なる。

HHS/OCR(米国保健福祉省・公民権局)への報告では影響を受けた個人数を3,433,965人としたが、オレゴン・テキサス・ニューハンプシャー各州司法長官への開示のみで360万人超が示唆されており、実際の影響者数はさらに多い可能性がある。MercyOne(アイオワ州の医療システム)・San Francisco Community Health Center・Gardner Health Services等を含む44以上の医療機関がクライアントとして影響を受けた。本件はHHS/OCRの2025-2026年の調査対象として最大規模のHIPAA侵害の一つとなった。

アクター特定できず深刻度重大信頼度確認済み

出典