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米ジョージア州メモリアル病院、ランサムウェア攻撃で電子カルテ停止・12万人超の患者情報が漏洩(Embargo)

2024-11-02US アメリカMemorial Hospital & Manor(米ジョージア州ベインブリッジ、Hospital Authority of the City of Bainbridge and Decatur County 運営)(公立・80床)

ランサムウェア

被害

情報漏えいシステム停止診療の停止・縮小恐喝・二重恐喝
漏えい件数約120,085件

電子カルテ(EHR)システム・電子メール・公式サイトへのアクセスが遮断され、職員は紙ベースの代替運用に切り替えた。氏名・社会保障番号・生年月日・健康保険情報・診療内容や既往歴などが影響を受け、対象者は120,085人。ランサムウェア集団 Embargo がダークウェブのリークサイトに同院を掲載し、約1.15TBのデータを窃取したと主張、身代金の支払い期限(11月8日)を設定して二重恐喝を行った。

タイムライン(経緯)

公表・確認済みの日付のみ。未公表の経緯は省略している。

  1. 検知・発覚
    コンピュータシステムへのアクセス障害など不審な活動を検知し、ネットワークを保護。外部サイバーセキュリティ専門機関を起用して調査を開始
  2. 公表
    Facebook公式ページでサイバーインシデントの発生を初期公表
  3. 公表
    影響を受けた120,085人に書面で正式な通知を郵送し、無償の信用監視・ID保護サービス(IDX)の利用案内を提供

Memorial Hospital & Manor(メモリアル病院・マナー)は、米ジョージア州ベインブリッジ・ディケーター郡の公的機関「Hospital Authority of the City of Bainbridge and Decatur County」が運営する、80床の急性期病院と長期療養施設マナーからなる地域独立病院である。

2024年11月2日朝、同院はコンピュータシステムへのアクセスを妨げる不審な活動を検知した。ただちにネットワークを保護する措置を取り、外部の独立系サイバーセキュリティ専門機関を起用して調査を開始した。攻撃により電子カルテ(EHR)システム・電子メール・公式サイトへのアクセスが遮断され、職員は紙ベースのダウンタイム運用に切り替えて診療を継続した。翌11月3日、同院はFacebookの公式ページでインシデント発生を公表した。

調査の結果、身元不明の攻撃者が不正に個人情報・保護医療情報(PHI)にアクセスし、これを取得していたことが判明した。影響を受けた情報は個人により異なるが、氏名・社会保障番号・生年月日・健康保険情報・診療内容や既往歴などが含まれていた。ランサムウェア集団 Embargo がダークウェブ上のリークサイトに同院を掲載し、約1.15TBのデータを窃取したと主張。11月8日を身代金支払いの期限とし、応じない場合はデータを公開すると脅す二重恐喝を行った。

同院は影響を受けた対象者を特定するための包括的なデータレビューを実施し、2025年2月7日、120,085人に対して書面による正式な通知を郵送した。通知では無償の信用監視・ID保護サービス(IDX)への登録案内が提供され、専用のコールセンターも設置された。同院は連邦捜査局(FBI)に通報し、再発防止のためのセキュリティ対策強化も実施した。本件を巡っては集団訴訟が提起され、運営主体である病院公社が50万ドルの和解金を支払うことで合意している。

アクターその他サイバー犯罪者深刻度信頼度確認済み

出典