米ミシガン州で13の病院や Karmanos がんセンターなどを運営する非営利医療システム McLaren Health Care は、2024年8月5日に自社および Karmanos のシステムで不審な活動を検知し、ランサムウェアによる攻撃を受けたことを確認した。フォレンジック調査により、攻撃者は2024年7月17日から8月3日までネットワークに不正アクセスし、ファイルを暗号化していたことが判明した。攻撃は全13病院、Karmanos がんセンター、外科センター、診療所のITシステムに影響し、復旧には数週間を要した。ベイシティの病院では、攻撃グループ INC Ransom の身代金要求文がプリンタに自動印字され、職員がその様子を公開した。
2025年5月5日に対象ファイルのフォレンジック分析が完了し、氏名・社会保障番号・運転免許証番号・医療情報・健康保険情報などの個人情報・保護対象保健情報(PHI)が侵害されたことが確認された。McLaren は2025年6月20日から州当局への届出と対象者743,131人への通知を開始した。これは1年のうちで2度目のランサムウェア被害で、2023年には ALPHV/BlackCat グループによる約220万人規模の情報漏えいが公表されていた(別事案)。back-to-back の2件の被害をめぐる集団訴訟は1,400万ドルで和解した。